プレ保育とは…
基本的に入園1年前のお子さま(年度内に3歳になる2歳児)向けのクラスです。2年保育(年中から入園)を希望し、その前の1年間はプレ保育に通うという選択肢もあります(実際にその親子は少ないです)。「親子教室」や「2歳児クラス」など言い方はいろいろあります。
通年親子で通う園・慣れてきたら子どもだけで通う園・親子で通うが、保育中は親子分離の時間がある園 など、様々です。年間の保育数・通園バスの有無も違います。多くの園で、年度初めからだけでなく、途中から通うことも可能です。

気になる幼稚園が見つかると、プレ保育に通う親子は近年とても多いです。通うメリット・デメリットを挙げてみます。
メリット
デメリット
基本的に、メリットはたくさんあります。親子共々その園に慣れることができ、さらに先生方も顔を覚えてくれることが多いため、入園してからの園生活が比較的スムーズに進みやすいです。そして何といっても、プレで通う中で、普段の保育の様子を見られることは大きなメリットです。見学会など設定された日は、先生方にとってはある意味では“営業日”ですから、普段の保育とやや違っていたり、取り繕っていたりすることもあるのです。また通う中で、この幼稚園はなんか違うかも…と思う場合には、違う園を検討することももちろん可能です!
デメリットとして、ほかの幼稚園に入園しづらい、と挙げましたが、ほかの所へ行ってはいけないということは決してありません。「知り合いも増えせっかく慣れたのに、違う所に変えるのはもったいないな」、「お世話になった先生たちに悪いな」などと感じることはあるかもしれませんが、選択は皆さんの自由です!
プレ保育は親子で通うことが多いです。通う頻度は幼稚園によるのですが、週に1回だとして、毎回親子で通うことを大変に感じ、足が遠のく方もいらっしゃいます。お子さまが喜んで通ってくれたらいいですが必ずしもそうとは限らず、行き渋りがある場合は親子共々疲れます。また、保護者同士の関わりが比較的多いので、お母さま自身が人見知りであったり、付き合いを面倒に感じたりする場合は、通うことが億劫になりがちです。

