幼稚園が決まり、願書を書き、ついに出願!―
さて、願書を提出すれば入園決定なのか、それともなにか選考試験のようなものがあるのか…これはとても重要ですね。

入園にあたり選考試験があるかどうかは、幼稚園によって違います。
入園決定にあたり…
大抵は上記の内容で行われています。
出願の仕方や日にちは幼稚園によって違いますので、ホームページや資料でしっかりと確認しておきましょう。試験が行われるとなるととても緊張すると思いますが、多くの園は落とすための試験ではなくそのご家庭・お子さまのことを知るために行っています。ただし、幼小中高一貫や、有名大学附属のいわゆる名門幼稚園になると、選考の要素は強くなります。
どのような試験内容なのかは説明会でも話があると思います。話がない場合は、園長や主任など説明会の担当の先生に聞いてみてください。答えられる範囲で教えてくれるはずです。また面接試験が行われる園においては、親はスーツ着用、お子さまもちょっとしたお出かけ着、といったフォーマルな服装で臨むことが多いです。
子どもの行動観察とはいったい何かというと、お子さまだけが別室に呼ばれ、あそぶ様子を先生が観察します。数人ずつが一つの部屋に入ることが多いです。具体的には
・お子さま自身の様子を見られる(遊び方、落ち着きの有無、など)
・周囲の子どもとの関わり方を見られる
・名前や年齢、物の名称を問われる(例:ウサギの絵を見せられ、これは何ですか?と聞かれる)
などが行われています。園によっては、親子分離ではなく、親子同室で子どもと親の関わりを見られることもあります。
親子面接の内容としては
・志望動機
・家庭の教育方針
・お子さまの性格
・最近の気になるニュース
・最近読んだ本、好きな絵本
などを聞かれることが多いです。実際に園に通っている保護者の知り合いがいれば、どんな質問があったか聞けるといいですね。
試験の日は、お子さまも何かを感じ取り、普段とは違う様子になることが多いです。いつもなら名前を言えるのに全くしゃべらなくなる、なんてこともよくあることです。それは先生たちもよくわかっています。親御さんが緊張しすぎるとお子さまにもその思いがさらに伝わりますので、できればゆったりとした気持ちで臨んでもらいたいと思います。

