担任の先生がどんな人なのか!―

これはお子さまにとってもそうですが、親御さんにとっても、大事なことですよね。初めての園生活であればなおさら、先生に何か不安要素があると、心配になると思います。
保護者の方が感じるその不安要素の一つに、担任が新人または経験が浅いということが挙げられます。
この記事では、担任の先生が新人であることのメリットデメリットまた、安心してお子さまを預けるためのポイントをお伝えします。
担任が新人・経験が浅いことのメリット
最大のメリットとして、まずは、一生懸命!なことです。
経験を重ねると、良くも悪くも手の抜き方が分かってくるのですが、新人の先生だと、一つ一つの仕事にとにかく全力で取り組みます。園の方針や人にもよりますが、保育の事前準備においても、前日からきっちりと行うことが多いでしょう。
そして、子どもに対しても、全力で向き合ってくれる新人さんが多いです。若いので体力・気力が十分にありますし、遊ぶ時には子どもと一緒になって走り回り、大いに楽しむ姿がたくさん見られます。子どもは、一緒に遊びを楽しんでくれる先生が大好きなんです!先生も年齢が上がってくると、悲しいことに体力の衰えと、家庭での日々の疲れと…などで、もう一緒に走り回る力がなくなることが多いのです、本当はそれではダメなのですが…ごめんなさい🙇
またベテランになってくると、多くの知識がついてくる分、自分の考えも定着しがちで、仕事に対しても人に対しても「こうだ」と思ったらその考えを変えられない人がいます。その点経験が浅ければ、素直さや柔軟性があり、様々な先入観を持たずに子どもや親と接することができます。これも大きなメリットだと思います。
そして何より、子どもは年の近い若い先生が大好きです☺もちろんベテランの先生でも子どもから人気のある先生はたくさんいるのですが、それでもやっぱり、新人さんにはベテランにはないフレッシュさ、親しみやすさがあります。担任の先生を大好きなことは、子どもが喜んで登園をするための一つの要素になります。
そんな新人の先生にとって、初めて受け持った子どもというのは特に印象深いものです。あなたのお子さまが、その先生にとって、とても思い入れのある園児としてずーっと心に残っていくことも嬉しいですよね。


デメリット
デメリットとしては、やはり経験がありませんから、仕事全般において未熟であることです。
日々の保育における、子どものほめ方・叱り方・楽しませ方、活動への惹きつけかた、またクラスのまとめ方などなど、経験を重ねることで身についていくのですが、新人さんだとなかなか思うようにできないことが多々あります。
また、保育の中で手違いが多めだったり、トラブルなどが起こったときに臨機応変な対応が難しかったりします。
仕方がないと言えば仕方がないことなのですが、大事な子どもを預けている身としては、心配に思うこともあるでしょう。
でも、大丈夫です。
担任の先生が新任であった場合でも、できるだけ心配なく過ごすためのポイントをお話しします。
担任が新人さんでも 心配なく過ごすためには
①気になることがあればすぐに伝える
まず、もしも何か心配事が発生した場合、遠慮をせずすぐに担任に伝えることをおすすめします。というのは、新人の頃は日々の保育をこなしていくことに精一杯で、細かいことにまで目が行き届かないことが多く、親に指摘されて初めて気が付くということがあります。
例えば…
帰宅した子どものパンツが濡れていた!子どもに聞いてみると、お弁当のあとトイレをするときに失敗をして濡れてしまったと言う。幼稚園のトイレは、まだどうも慣れなくて苦手な様子。先生には恥ずかしくて言えなかったと…。帰宅までずっと濡れていたのは少しかわいそう😭
この場合、先生はその子がトイレの時に下着を濡らしてしまったという事実におそらく気づいていません。ですからきちんと伝えてあげたほうが良いです。伝えることによって、先生は今後、その子がトイレへ行く時に濡れないようにできているか確認をするなどの配慮をするようになります。伝えなければ、トイレでの排泄がまだ苦手ということも知らないままであったかもしれませんし、もしかしたら子どもも再び同じような失敗をして不安な思いをすることになるかもしれません。
伝える方法は、できればその日のうちに電話、もしくは翌日に連絡帳や手紙、メールなどの連絡手段を使うか、直接話すことができるならば直接の方が正しく伝えやすいかもしれません。その際に気を付けてほしいことが、苦情のようにならないように伝えるということです。
❝子どもが下着を濡らして帰ってきました。きちんと確認していただかないと困ります。❞
このような感じは、ちょっと怖いですね。親御さんの気持ちとしては「困ります!」という思いだったとしても、特に新人の先生だとこのお母さん怖い…となりがちですし、そんなつもりはないのにモンスターペアレントに認定されてしまうかもしれません。
伝える場合は、できるだけ下から、控えめに、が大切です。
今回の場合だと
❝排泄の際失敗をしてしまい、下着を濡らして帰ってきました。まだ幼稚園のトイレに慣れず、排泄に少々不安がある様子です。お忙しい中大変申し訳ないのですが、少し気にして見ていただけますと助かります。お手数をおかけしますが、どうぞよろしくお願いいたします。❞
えっ、そんなに丁寧に!?と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、これなら、先生はクレームとは思いません。素直に、「そうか、気にして見てあげる必要があるんだな」と気づき新人の先生にとっても学びになります。
排泄以外でも、“幼稚園にいつも忘れ物をして帰ってくる”とか、”服をたたまずにぐちゃぐちゃに袋に入れている”とか、先生の手が回らず、気づきにくいのだろうなということがあったら、クレームではなくお願いとして伝えてみてください。
②副担任を頼る
新人の先生のクラスに副担任としてついている、もしくはフリーとしてそのクラスに時々入ってくれる先生が存在します。新任のペアになったり傍でサポートしてくれる先生には、比較的経験のある人を置くことが多いので、心配事があったらその先生に聞いたり、子どものサポートをお願いしたりするのも安心です。
ただ、あまりにも副担ばかりを頼っていたり相談したりしていることを担任が知ると、あまり良い気持ちはしないため、第一は担任です。担任を頼ったうえで、さらに副担任にもお願いをしておくというのが一番です。
③主任の先生に相談する
幼稚園には、全体をまとめる主任の先生がいます。クラス数の多い園では学年の主任がいることが多く、そうでなければ園全体における主任がおかれています。主任がクラスを持っている場合と、担任は持たずにフリーで動いている場合とがあります。
どの場合であっても、基本的には経験も豊富でいろいろな子どもや保護者を見ていますので、新人の先生にはどうしても話せないこと、話したけれど解決しないことがあれば、主任に伝えましょう。直接話す機会がなかなか得られないのであれば、園に電話をして主任につなげてもらうことが一番良い方法です。
④話しやすい保護者を心がける
先生の性格にもよりますが、やはり社会人経験が浅いと、人とのコミュニケーションがまだそれほど上手ではありません。さらに、新人の若い先生にとっては、ほとんどの保護者が先輩になりますから、より気を遣いますし緊張するものです。
そんな中、相手がとても怖い雰囲気で話しにくい保護者だったらどうでしょう。
新人さんは、そんな怖い人とは極力コミュニケーションを取りたくありませんから、お子さまについて必要最小限のことしか話してくれないでしょう。反対に、話しやすい保護者であれば、些細なことでも気楽に話してくれ、その分我が子の園での普段の様子をたくさん知ることができるようになります。
新人の先生に対しては、できるだけ保護者の方から笑顔でたくさん話しかけ、”わたしは安全な親ですよ~”ということをアピールしてください。「うちの子が、先生のこと大好きなんですよ」とか「先生、いつも笑顔で頑張っていらっしゃるところがすてきですね」とか励ましの言葉も、新人さんにとって大きな力になると同時に、この「親御さんとはたくさんコミュニケーションがとりたい」という気分にさせます。
子どもも親も安心して生活するためには、先生との円滑なコミュニケーションが必要不可欠です。話しかけやすく優しそうな雰囲気の保護者を目指してみましょう。